3月5日（木）、青山ソーシャル映画祭にて、『台北カフェ・ストーリー』を上映しました。 台北のカフェを舞台に姉妹が繰り広げるフィクションと、台北の街角で「あなたにとって大切なものは？」 と問いかけるノンフィクションが絶妙に混ざりあった、不思議な作品です。 姉妹が経営するカフェで行われる物々交換を通じて、「ものの価値は自分の心が決める」ことに気付く2人。 いつの間にか、物ではなく人々が持つ物語も交換されていき、姉妹の生き方も大きく変わっていきます。 台北の街並みと語りかけるようなセリフや音楽。ドラマチックなことは何もないけど、それがかえって心にしみてきます。 劇中何度か登場した「心が決める」というセリフにグッときた方も多いのではないでしょうか。 心とはまさに自分の直感のこと。 心が決めるとは、これまでの経験や常識から“判断”するのではなく、直感に従うということなのかも。 そんなことを考えました。皆さんの心の中で一番大切なものは何ですか？そう問いかける素敵な作品でした。