「第22回ソーシャルイノベーションセミナー」開催のお知らせ　6/27（水）19:00～

2018年05月15日

　毎回ご好評を頂いております「ソーシャルイノベーションセミナー」を開催いたします。
　第22回は、遠位型ミオパチ―患者会代表／車椅子ウォーカー代表の織田友理子さんにご登壇頂きます。
織田さんは大学4年のときに「遠位型ミオパチ―※」という、やがて寝たきりになってしまう進行性の難病を発症し、車椅子の生活を送りながらも、難病や超希少疾病新薬開発制度の問題に取り組んだり、車椅子やベビーカー、足腰が不安な人のためのバリアフリーマップアプリの開発・運営を行っています。
　本講演では、「元健常者で現障害者」の立場から、自分にできること、自分にしかできないことにチャレンジし続ける織田さんの、パワーの源泉をお話し頂くとともに、車椅子ユーザーからみた世界の中の日本や、バリアフリーやユニバーサルのあり方などをレクチャー頂きます。
　「誰も置き去りにしない社会」を考える貴重な機会ですので、奮ってご参加下さい！
※遠位型ミオパチ―とは手足の先など遠い位置の筋肉から全身が衰える進行性の筋疾患です。

開催概要

日時：2018年6月27日（水）19：00～20：45　　（受付18：30～）
講演内容

　　　①希少疾病新薬開発に向けての取組み
　　　②車椅子ユーザーからみたバリアフリー視点（物理的なバリアフリー、心のバリアフリー）
　　　③みんなでつくるバリアフリーマップアプリ『WheeLog!』の取組み

会場：薬樹株式会社青山オフィス
会費：一般の方　3,000円　　Liko-net賛助会員の方　2,000円

講師紹介

織田　友理子さん／NPO法人PADM遠位型ミオパチ―患者会代表／車椅子ウォーカー代表

2002年、進行性筋疾患「遠位型ミオパチ―」と診断
2005年に結婚、2006年に出産
2008年、遠位型ミオパチ―患者会・発起人の一人として設立
（NPO法人化し2015年に代表就任）
　「人のために尽くせる幸せな人になる」という思いから、理解者を増やすことで社会が変わることを信念としている。「みんなでつくるバリアフリーマップ」開発の構想が認められ、Googleインパクトチャレンジでグランプリ受賞。車椅子の人向けにYouTubeチャンネル「車椅子ウォーカー」で、自身が経験した国内外バリアフリー旅行の情報などをこれまでに英語字幕版も含めて120本以上の映像を配信している。