「第20回ソーシャルイノベーションセミナー」開催のお知らせ 11/30(木)19:00~
毎回ご好評を頂いております「ソーシャルイノベーションセミナー」を開催いたします。第20回は、若者の自殺対策に取り組むNPO法人OVA代表で精神保健福祉士の伊藤次郎さんにご登壇頂きます。
日本では、15歳から39歳までの死因の第一位が自殺であり、若者の自殺は依然として深刻な状況が続いており、その理由の1つとして、自殺リスクのある若者が友人や周囲の大人、支援センターなどの公的機関などに悩みを打ち明けることができにくい環境であることが挙げられます。伊藤さんは、インターネットの検索機能活用により、自殺ハイリスクの若者にリ―チし、悩みの開示や具体的な支援への橋渡しを行うなど、世界的に前例のない若者支援を行っています。自殺ハイリスクのある人が医療現場でフォローを受けることも非常に少ない現状も踏まえ、医療従事者として、身近な一人の大人として、若者の「悩み」や悩みの果ての「死にたい」という思いにどう対応していけばよいのかを伺います。
開催概要
- 期日:2017年11月30日(木)19:00~20:45 (受付18:30~)
- 会場:薬樹株式会社青山オフィス
- 会費:一般の方 3,000円 Liko-net賛助会員の方 2,000円
- 講演内容
- ①若者の自殺の現状(数や原因の複雑さなど)
- ②インターネット・ゲートキ―パ―としてのソーシャルイノベーション
- ③ゲートキーパー※としての医療人の可能性、期待すること~精神保健福祉士の立場から~
- ※ゲートキーパー:自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、 必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のこと(厚労省HPより)
講師紹介
NPO法人OVA 代表理事/伊藤 次郎さん
学習院大学法学科卒業。EPAプロバイダーを経て精神保健福祉士・産業カウンセラー等の資格取得後、精神科にて復職支援に従事。
2013年マーケティングの手法で自殺ハイリスクの若者にリ―チする「インターネット・ゲートキーパー」の手法を開発実践し、2014年NPO法人OVAを設立。2016年日本財団ソーシャルイノベーターに選出される。
会場へのアクセス
*東京メトロ銀座線 青山一丁目駅 4番出口(南)より 徒歩3分
お申込み/お問合せ
HPイベント申し込みフォームからお申込み下さい⇒イベント申し込みフォーム
お申込み期限:11日28日(火)18時まで