「0円キッチン」上映会のお知らせ 2017.7/27(木)19:00~
Liko-netでは人と人、社会、地球とのつながりの大切さを感じる機会として「ソーシャル映画祭」を企画しました。 第17回となる今回は、食糧廃棄を無くすため、廃油で走るキッチンカ―でヨーロッパ5カ国を巡り、廃棄食材を美味しい料理に生まれ変わらせる、クッキングロードムービー『0円キッチン』を上映します。いま世界中で「廃棄される食糧」は「援助される食糧」の約2倍です。この機会に、日本を含めた食をめぐる不均衡について、考えてみませんか?
もったいない!世界中で食糧の1/3が廃棄されている。
世界で生産される食糧の1/3は食べられることなく廃棄されています。その量は世界で毎年13億トン。「捨てられてしまう食材を救い出し、美味しい料理に変身させよう!」と考えた食材救出人のダ―ヴィド。植物油で走れるように改造した車に、ゴミ箱で作った特製キッチンを取り付け、ヨーロッパ5カ国の旅へ出発!各地で食材の無駄をなくすべく、ユニークで美味しく楽しいフードアクションを巻き起こすロードムービーです。
~0円キッチンメニューの一部をご紹介♪~
■一般家庭の冷蔵庫を抜き打ちチェック!残り物で3品のコース料理 @ドイツ
■海に捨てられる雑魚を救い出す!雑魚のブイヤベース @フランス
■欧州議会食堂でゲリラクッキング!魚のムース&タイ風スープetc @ベルギー
世界と日本のフードロス事情
世界で13億トンといっても、廃棄の原因は国や地域によって異なります。途上国では「生産」に近い場面で、先進国では「消費」に近い場面でのフードロス(廃棄)が多くの割合を占め、生産地と消費地という関係性が色濃くでています。日本では、2013年度の推計で年間632万トンの食品ロスが発生しています。これは、世界の食糧援助量の約2倍です。販売する側も購入する側も賞味期限に敏感になり過ぎていることや、機会損失を防ぐために過剰に陳列棚に並べられていることなど、私たちのライフスタイルに起因するフードロスが大半を占めています。美味しく楽しい『0円キッチン』をきっかけに、「もったいない!」を始めませんか?
2015年/81分/カラ―/オーストリア
監督:ダ―ヴィド・クロス ゲオルク・ミッシュ
配給:ユナイテッド・ピープル
<開催概要>
■日時: 2017年7月27日(木)19時~20時30分(予定)
上映後、管理栄養士/仲野智子さんによる栄養たっぷりで食材廃棄を減らす料理のコツをお話し頂きます
(21時分終了予定)
■作品紹介:「0円キッチン」
■会 場:薬樹株式会社 青山オフィス
東京都港区赤坂8-5-26住友不動産青山ビル 西館4F(旧:赤坂DSビル)
■会 費:一般の方1,500円 Liko-net賛助会員の方1,300円
COEDO缶ビールまたはオーガニックジュース付き。当日受付にてお支払い頂きます。
■その他:軽食持ち込み可(音や匂いの少ないものに限ります)
■お申込み/お問合せ
HPイベント申し込みフォームからお申込み下さい⇒イベント申し込みフォーム
<主催> NPO法人Liko-net
<協力> 薬樹株式会社/一般社団法人ソーシャルユニバーシティ
<会場へのアクセス>
*東京メトロ銀座線 青山一丁目駅 4番出口(南)より 徒歩3分