1. 「おクジラさま」上映会のお知らせ 3/12(木)19:00~

「おクジラさま」上映会のお知らせ 3/12(木)19:00~

 Liko-netでは人と人、社会、地球とのつながりの大切さを感じる機会として「ソーシャル映画祭」を企画しています。 第29回となる今回は、人口約3,000人の小さな漁師町・和歌山県太地町の捕鯨問題を通じてグローバリズムとローカリズムの対立、ダイバーシティの危機を描き出す『おクジラさま ふたつの正義の物語』を上映します。

 作品紹介

『おクジラさま ふたつの正義の物語』

捕鯨でも、反捕鯨でもない、どっちつかずのいい映画だ!イルカ漁を巡って太地の港を右往左往する人間たちのコメディ。「クジラやイルカが絶滅寸前だと議論をしているが、こんな小さな町こそ絶滅危機にある」というアメリカ人ジャーナリストの科白が光る。

ビートたけし

分かり合えないからこそ、向き合うべき時がある。 感情の「壁」が立ちはだかる現代を、「おクジラさま」が飛び越える。 海からやってくる「奇跡」の予感。

茂木健一郎 〔脳科学者〕

Synopsis

 紀伊半島南端に近い和歌山県太地町は、人口約3000の小さな漁師町。2010年、この町が一躍世界の注目を浴びた。町で行われているイルカの追い込み漁を批判的に描いたドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞したのだ。以来、「クジラの町」として400年の捕鯨の歴史を「誇り」にもつ太地町は、イルカやクジラを保護したい海外の活動家たちからの集中非難の的となる。2010年秋、過激な抗議活動で知られるシーシェパードのメンバーが太地町に降り立ち、小さな漁師町が国際紛争の舞台となった時から、物語はスタートする。

 マスメディアが報じてきた二項対立 ―捕鯨を守りたい日本人とそれを許さない外国人― という単純な図式ではなく、賛否にとらわれない多種多様な意見をカメラは捉えていく。歴史・宗教・イデオロギーの違いや、自分と相容れない意見や価値観を持つ他者との共存は果たして可能なのか?日本の小さな漁村で起きている衝突を通して、世界が今直面しているグローバリズムとローカリズムの対立、そして「ダイバーシティ~多様性の危機」を描き出す。 2010年大ヒットした映画「ハーブ&ドロシー」の佐々木芽生監督が6年がかりで制作した本作品は、2018年夏、アメリカでも劇場公開されて大きな話題を呼んだ。

2017年/96分/カラ―/日本・ アメリカ     配給:ユナイテッドピープル

 開催概要

  • 日時:2020年3月12日(木)19:00~20:45
  • 会場: 薬樹株式会社青山オフィス(住友不動産青山ビル西館4F)
  •        東京メトロ銀座線 青山一丁目駅 4番出口(南)より 徒歩3分

  • 会費:1,500円
  • その他:軽食持ち込み可(音や匂いの少ないものに限ります)

<主催> NPO法人Liko-net
<協力> 薬樹株式会社/一般社団法人ソーシャルユニバーシティ

 お申込み/お問合せ

HPイベント申し込みフォームからお申込み下さい⇒イベント申し込みフォーム

お申込み期限:3月12日(木)17時まで

 会場へのアクセス

*東京メトロ銀座線 青山一丁目駅 4番出口(南)より 徒歩3分